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介護福祉士を取得するメリット・デメリット
介護現場で重要な役割を担う介護福祉士の資格を取得することで、仕事の幅が広がったり、将来的なキャリアアップの可能性が高まるといったメリットがあります。
以下では、介護福祉士の資格取得に関するメリットとデメリットを紹介します。また、京都医療福祉専門学校についても詳しくご紹介していきます。
介護福祉士を目指す方はぜひ最後までご覧ください。
介護福祉士の資格を取得する方法
介護福祉士を目指すには、介護福祉士養成施設に通い、国家試験に合格する必要があります。
専門学校や大学を卒業し、その後国家試験を受けるのが一般的です。
ただし、令和8年度末までに専門学校を卒業する方は卒業後5年間、国家試験を受験しなくても、または合格しなくても介護福祉士になることができます。
よって、令和8年度末までに専門学校を卒業できる年齢の方は、専門学校に進学することが特におすすめです。
介護福祉士の資格を取得する3つのメリット
ここからは介護福祉士の資格を取得するメリットについて詳しくご紹介していきます。
それぞれ一緒に確認していきましょう。
1.就職に強い
介護士は介護福祉士の資格を持っていないと就職できないわけではありません。
むしろ、現代では介護士は需要が非常にあり、人手不足なので介護福祉士の資格をお持ちでない方でも介護士として働いている場合は多いです。
とはいえ、全く同じ条件の人が2人応募してきた場合、確実に介護福祉士を持っている方が採用されます。
介護福祉士の資格は「介護分野において幅広い知識を持ち、実践的な力を有する」という証明にもなりますので、持っておくと就職において非常に有利です。
2.待遇がよくなる
介護福祉士の資格を持っておくと、無資格の場合よりも給料が高くなることが多いです。
「処遇改善加算」が介護福祉士有資格者優先で配分されることが多く、「やはり資格を持っておいてよかった」と感じる方も多いです。
3.重要な役割を与えられる
介護福祉士の資格を持っている場合、主任やフロアリーダーなど、重要な役割や仕事を任せられることが多くなります。
もちろん、「資格を持っている=即昇進」というわけではありませんが、知識や技術があり、資格も持っている方は昇進が狙える可能性が非常に高いです。
もちろん昇進できればユニットリーダーとして業務を任せられたり、ケアプラン作成にも取り組むなど、重要な役割をこなすことが多くなります。モチベーションが高まり、やりがいをもって業務に取り組めます。
何より給料も上がりますし、介護福祉士の資格は持っておいて損は無いと言って良いでしょう。
介護福祉士の資格を取得するデメリット
介護福祉士の資格を取得することにおいて、正直デメリットはあまりありません。
介護福祉士は介護系の分野では大活躍する資格とはいえ、どんな仕事にも役立つわけではありません。当然、他の業界への就職を目指す際には役立ちません。
専門学校を卒業し、介護福祉士を取得するには最低でも2年かかるので、もし「2年かけて取得したとしても、使う予定が無い」という方には「2年もかかる」という点がデメリットであると言えます。
介護分野に強い興味があり、将来就職を検討している方にとって、介護福祉士を取得するデメリットはありません。
介護福祉士を目指す人は是非、京都医療福祉専門学校を検討ください
京都医療福祉専門学校のカリキュラムにおいて、「福祉メディカル科(2年制)」では介護福祉士関係の学問だけでなく、社会福祉全般を学ぶことができます。
ソーシャルワークの視点を身につけ、就職先の幅も広がります。
「絶対に介護福祉士を目指すんだ」という強い気持ちがある方はもちろんのこと、「介護福祉士を中心に、さまざまな社会福祉について学びたい」という方にもぴったりの学校と言えます。
介護福祉士の他に
・社会福祉主事
・認知症ケアサポーター
・音楽療法
・健康福祉トレーナー
などを2年間で取得できますし、さらに
・アロマテラピー
・こどもライフサポーター
・ フットマッサージ
・福祉住環境コーディネーター2級
・ エステ(福祉美容)
・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅲ種
などのスキルアップ資格の取得も目指すことができます。
令和4年には京都・滋賀において介護福祉士国家試験合格者数が京都・滋賀で最多となり、他校の2倍以上の合格者数を記録しています。
1996年以来、1,200名以上、関西を中心に介護福祉士を輩出している、全国的に見ても伝統のある学校です。
国家試験対策が万全なので、サポート体制がしっかりしている学校を探している方にもぴったりと言えます。
まとめ
介護福祉士を取得することには、キャリアアップや社会的貢献、専門的な知識やスキルの習得など、さまざまなメリットがあります。
本記事を読んで介護福祉士の仕事に関する興味を持たれた方は、ぜひ京都医療福祉専門学校の資料を請求したり、オープンキャンパスに参加してみてください。
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