医療・福祉の
「現場の今」
がわかるコラム
TITLE
通信教育で社会福祉士を目指すメリット
社会福祉士とは?
社会福祉士は社会福祉の分野で働く相談援助職です。高齢者、障がい者、児童など様々な方が対象となります。社会福祉士は利用者の生活支援や相談支援を行い、生活を豊かにするための相談・援助を行います。
通信教育課程の種類
社会福祉士は、ある一定の条件を満たすことで通信教育を活用して資格取得を目指すことができます。
通信教育で社会福祉士の受験資格を得るには「短期養成施設」または「一般養成施設」に入学し修了しなければなりません。短期養成施設と一般養成施設ではそれぞれ入学条件が異なります。京都医療福祉専門学校では短期養成課程・一般養成課程の両方の課程があります。
短期養成課程
短期養成課程への入学資格は以下の5通りです。
①福祉系大学等4年卒業で厚生労働省の指定する基礎科目の修了者。
②福祉系短大等3年卒業で厚生労働省の指定する基礎科目の修了し、指定施設において相談援助業務の実務経験が1年以上ある者。
③福祉系短大等2年卒業で厚生労働省の指定する基礎科目の修了し、指定施設において相談援助業務の実務経験が2年以上ある者。
④社会福祉主事養成機関の課程を修了し、指定施設において相談援助業務の実務経験が2年以上ある者。
⑤児童福祉司、身体障害者福祉司、福祉事務所で指導監督を行う所員、知的障害者福祉司等であった期間が4年以上の者。
福祉系大学を卒業している方、福祉系短大等を卒業し相談援助業務等の実務経験がある方が主な入学対象者となります。
一般養成課程
一般養成課程への入学資格は以下の4通りです。
①一般系大学等4年を卒業した者。
②一般系短大等3年を卒業し、指定施設において相談援助業務の実務経験が1年以上ある者。
③一般系短大等2年を卒業し、指定施設において相談援助業務の実務経験が2年以上ある者。
④指定施設において相談援助業務の実務経験が4年以上ある者。
福祉系ではない一般大学を卒業している方、一般系短大等を卒業し相談援助業務等の実務経験がある方が主な入学対象者となります。
通信教育で社会福祉士を目指すメリット
ここからは社会福祉士の資格を通信教育で取得するメリットについてご紹介します。
学費が安い
通信教育は通学する場合と比較して学費が安いことが特徴です。コストを抑えて社会福祉士が目指せるのは大きなメリットです。
働きながら資格が取れる
通信教育では自分なりのペースで勉強ができるため、仕事や家庭との両立がしやすいメリットがあります。
通学する日数が少ない
毎日通学する必要がないのは忙しい方にとって大きなメリットです。ただスクーリングや実習(実務経験がない方)への参加は必須のため、スケジュール等は注意しましょう。
通信教育を活用して社会福祉士を目指すなら京都医療福祉専門学校をご検討ください。
相談援助業務の確認が必要な方はパンフレットで確認しましょう。
RELATED ARTICLE
精神保健福祉士とは|社会福祉士との違いや仕事内容・活躍する職場・年収例まとめ
障がい者を支える仕事
「精神保健福祉士」とは、「精神科ソーシャルワーカー(PSW)」と呼ばれる、「主に精神的な障がいのある方へ社会復帰のための助言、日常生活を支障なく送るためのサポートをする専門職」のことです。 その専門職に就くために必要な厚生労働省管轄の国家資格のことを「精神保健福祉士」と言います。また有資格者でなければ「精神保健福祉士」と名乗ることができない名称独占資格です。 ストレス社会となっている現代社会におい
心理系の資格について|公認心理師と臨床心理士、精神保健福祉士の違いとは?
障がい者を支える仕事
心理系の仕事といえば「心理カウンセラー」や「スクールカウンセラー」などのカウンセリングの業務がよく知られています。「カウンセラー」という名称自体は、特に法律で定められていないため、資格を持っていなくても、誰でも名乗ることができます。 法律で定められた資格を取得するには、大学や短大などの心理学部・大学院など、教育機関での学習が必要な資格には、「臨床心理士」「学校心理士」「認定心理士」などが有名で
障害福祉サービスについて〜訓練に携わる仕事〜
障がい者を支える仕事
障害福祉サービスは、介護が必要であると認定された人に対してサービスを提供する「介護給付」と、自立した生活を支えるための訓練などを行う「訓練等給付」のサービスに分けられると前回記述しましたが、今回はその「訓練等給付」のサービスに関して紹介していこうと思います。 訓練等給付とは 障害がある方が、自立した生活を目指して、働くためのスキルを身につけたり、日常生活を送るための訓練を行うサービスです。 「介護